バンクペイ(BankPay)というUFJ・三井住友・みずほのメガバンクが主導するQRコード決済が発表されて進みそうです。
ちなみに、当然仮想通貨ではなくJデビットベースなので、デビットカードの仕組みのようです。
スマホ決済は、他にもアマゾンペイやペイペイなど、中小の小売から手数料をとるインフラを獲得しようとか激しい闘いですね。
アマゾンペイやペイペイについては、銀行送金や決済ではなく小売決済の方ですが。
このブログでは、かなり以前から「決済系の機能しか持たないトークンプロジェクトには基本投資しない」という方針で書いているのですが。
やっぱりそうだよなと。
勿論、UFJさんならMUFGコインと連携してくるのしょうけど。
あれ?そういえば、SBIの内外為替コンソーシアムから出ていたマネータップ(Money Tap)と少しかぶる?
ざっくりメモです。
バンクペイ(BankPay)とは?UFJ・三井住友・みずほ銀行がQRコード規格統一でキャッシュレス決済。りそなPayや他は?

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UFJなどのメガバンクが連携してバンクペイがリリースされると、預金カバー率としてはかなり高そうですね。
我々消費者だと、国際送金のボリュームより当然日常生活の決済額の方が圧倒的に大きい。
当然手数料収入が大きいので、この決済インフラはやはり激戦区ですよね。
日経新聞にもありましたが、「はまPay」っていうGMOペイメントゲートウェイと組んで発表してましたよね。
こちらは、「ゆうちょPay」としてゆうちょ銀行や、「りそなPay」りそなも参加検討。
ちなみに、りそな銀行さんってアプリは結構イケてるのですよね〜。
おまとめアプリってのがあって、預金・定期預金・外貨預金・投資信託・ラップ・401kなどまとめて見れちゃいます。
そのりそなさんも参加している内外為替コンソーシアムのマネータップは・・・
バンクペイ(BankPay)とSBI率いる内外為替コンソーシアムのマネータップは少し被りそう?

内外為替コンソーシアムのインフラで、2018年には24時間リアルタイム送金サービスが開始される予定と出ていましたよね。
先程のりそな銀行さんの例だとこちら。
分かりやすい図が上記にあったので引用。

これを見ると、「QRコード決済」ってのが、バンクペイ(BankPay)。
「送金サービス」ってのが、マネータップ(MoneyTap)。
というのが、ベースになるのでしょうか。
(追記)
その後、りそなさんからは、アプリで「ワンタップ振込」なる機能が追加されると発表がありましたが。。
これは、このマネータップの中身を使っているのでしょうかね?
ベースの仕組みがJデビットなら、直接的な「銀行間送金」ではありませんしね。
(参考)
⇒ Money Tap(マネータップ)でキャッシュレス送金や決済が加速!リップルの技術とQRコードを使う送金用スマホアプリ。
バンクペイ(BankPay)関連まとめ。少額決済にブロックチェーンは不要。

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キャッシュレス+デジタル化は、銀行や政府にとって納税者の管理なども含めてメリットが大きいので必ず進む分野ですよね。
ただ、どうしても、異なる台帳間の連携が必要になる。
今の所だと・・・
- 国内の銀行間送金だと、内外為替コンソーシアムのマネータップ。
- 国内の少額決済だと、バンクペイを始めとする各社モバイル決済。
- 国際送金(BtoB)だと、各国の法定通貨や金融機関との間をつなぐのは、リップル社のインフラ。
- 国際送金(個人間)だと仮想通貨ではなく信用力の高い企業が提供する送金サービスなら何でも良い。
という感じになるのかな?と妄想しています。
で、銀行や送金という面以外でいくと・・。
やっぱり、アマゾンペイだったり、LINEペイだったりが強くなっていくのでしょうね。
あとは、ソフトバンクがやろうとしてるペイペイ(PayPay)も。
あと。バンクペイのベースはJデビット。
銀行普及率が高い日本だとこういう決済系では単価も高くシステム導入も面倒なブロックチェーンを導入するメリットがないですよね。
また、他の国でも金融機関が信用力を担保したものを提供し始めれば、特にブロックチェーンである必要がなく、逆に導入する側から見るとまだデメリットが大きいだろうというのは何度か書いているとおり。
なので、このブログでは、かなり以前から「決済系の機能しか持たないトークンプロジェクトには基本投資しない」という方針で書いているのですが。
勿論、大手金融機関や大手小売と連携できたなら別ですが、対して技術も必要ないのでそんな企業なら自前でまずやるだろうと。(美味しい手数料を逃さないでしょう。。。)
(参考)
⇒ メガバンクのQRコード統一や楽天コイン構想で確信した投資したくないICO案件と有望なプロジェクト+キャッシュレスの将来+XRP!
ちょうど昨日リリースされたUFJのAKAMAIとの連携を始め、この決済分野の争いはいずれ既存大手のインフラで埋め尽くされるだろうと思われ、そういう所に乗っかる事を考えたいですね。
しかし。。
相場全体としては、少し元気がありませんね。
個人的にはこういう時は、トレンドに沿ってトレードをコマゴマして利益を出していってます。
⇒ 今から仮想通貨投資を始めても全く遅くない理由。2018年GW直前からでもアーリーアダプター並になる方法。
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